その先に春が

夕方、とても 暖かくて コートを羽織るのを やめてしまいたい くらいだった。
リニューアルする ホームページも あとひと息。
その先 に 春が待っている のを 感じながら 過ごしたい。

生きる

この球根を 私にプレゼント してくれた人がいる。
重くて 暗い闇に 思いもよらず閉じこめられてしまった様子だ。
それでも、残されたもの 生きなくてはならない。
どうか・・神様・・この球根の生きる力を分け与えて欲しい。

時間が 必要。
時間が かかるもの。
それでも 春を迎える日は 必ずくるから。
今は 想像できなくても、このムスカリも きっと 花を咲かせる。

ひこうき雲

パリの冬空

東京にも 昨日は ひらひらと雪が舞った。
連日 寒いけれど、空気が澄んでいて とても 気持がいい。

年の始まりの この一月を 、 丁寧に生活しようと 心がけてきた。

春の目黒川。
ピンクの見とれる様な 、約束された桜の景色を。
それを 待ち焦がれながら 明日からの 二月を過ごしたい。

凛とした一月の冬空 に 一筋の ひこうき雲が そう思わせる。

伊勢神宮

 

大きくて 言葉にできないような 気配を感じながら
音をたてて 玉砂利の参道を進んでいく。

深い深い 内なるところへ 進んでいく様は
よけいなものを削ぎ落し 自分を正しいところに
向かわせてくれるようだった。

森には森の  風には風の
土には土の  水には水の
あらゆるものに 神様が宿っている。

神様の気配を 感じながら
真新しい一年を 始めたい。

noel

ずっと ずっと 聞いてきたクリスマスソング・・・。

明日が 最後だと思うと 少し淋しい・・・。

Joyeux  noel !

よい クリスマスを   !

ロベルト バッジオ

イタリアのサッカー選手だった ロベルト バッジオ。
その ロベルト バッジオと 彼の有名な言葉を
私に 教えてくれた人が いる。

たぶん 私は その人が 大好きだと 思う。

時に 地が 崖に立つ平均台の様に 思えて
前に 進むことが出来ない様な ことが あったとして。
はるか先の なりたい自分自身を 想像して
前に 進んでみることが 大切だと 教えてくれたのだった。

PK  を 蹴る 勇気。

私の場合・・・
今の この仕事を  感謝しながら 続けていくことなのかも知れない。

 

お知らせ

「旅」 1月号  /  新潮社刊    ¥1200

パリのケーク・サレ  に gentille  も 載せて
頂いています。

大事なのは

「おいしいコーヒーを 淹れるのと いい写真が撮れるのは
イコールだと 思ってます。 どちらも 大事なのは気持ち。
自己主張では なく 、相手への 思いやり。」

そんなコーヒー好きな 写真家の一文を 目にした。
その言葉は、まるで おいしいコーヒーを飲むように
すんなりと 身体に入ってくるようだった。

新しいホームページの写真を お願いしようと カメラマンさんを
探していた時に、ある 雑誌の撮影。
そのカメラマンさん の姿勢に 私は 惹かれたのだと思う。

他の雑誌で目にした、別の写真家の方と同じように
大事なのは 気持ち。
自己主張ではなく 相手への 思いやり。
今 おもえば そんな言葉が ぴったりだった。

先日、そのカメラマンさんに パンを一つ 一つ 撮っていただいた。

静かに待っていたら 神様は また引き寄せてくれるのかもしれない。
大事なのは、きっと そういうことだと 思う。

お知らせ

カーサ ブルータス 12月号 / マガジンハウス

最高のパンと料理を楽しむ 「ベーカリーカフェ」案内
gentille  も 載せて頂いてます

手紙

何が 入ってますか?  と 大使夫人の問いに
「walnut!]        と 流暢な発音で 答えていたスタッフ。
明日 ブラジルに渡る。
3か月の留学だが、学生生活も 残り僅かで ジャンティーユも卒業となる。
4月からは、都市開発の会社に入ることが決まっていて、未来の街づくりへ。

素敵な手紙をのこしてくれた。
初めての一人暮らしで、自分で生活することに不安を感じているときに
募集を目にしたこと。
自分を試しながら がんばる日々に出会えたパン屋さんだったから、
夕方 街ゆく人をガラス越しに 眺めながら、まるで 自分は
「魔女の宅急便」のキキ  の様であったと。
自分の道は自分で切り開くことの 大切さと 強さを、
前へ前へ 進む自分の 後押しをして頂いたと。
これからも、gentille は、キキが自分の力で自分のスタイルをみいだした様に
一人ひとりも 前進していけるような  創造的な場所で あってほしいです  と。

歳のせいだろうか・・・・
季節のせいだろうか・・・・
鼻の奥がツーンとして  泣きそうになった。
私のほうこそ、この子に出会えて幸せだったと 思っている。
夢のために がんばる 彼女の風は、心地よく、
おそのさんの パン屋のように、 高台にでもたっているかの様だった。
裏表なく 誠実な その人柄は、どこの国の 街づくりでも やっていけよう。

創造的な場所 か・・    いい言葉。
今まで 本当に ありがとう。

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