冬のパリが教えてくれたこと

 

年末パリに行って来ました。
冬のパリ、demoは なぜか休み中。
静かで、穏やかで、セーヌ川沿いのホテルからみる オレンジ色の灯りが
本当にやさしく、あったかく わしたちを迎えてくれました。
若い時のパリは 子供で精いっぱいで、よくパリの地図もわかっていなかった。
きっとわかっていないながらも、ヘミングウィが言うように「その後の人生にパリがついてきていた」
「幸運にも 若者の頃 パリで過ごすことができたからだ。」

自分達の歴史の確認であった。
これからも、パンを焼いていくための 何者であるかを、何者であったかを 確認するための旅のようでもあった。
変わらないパリは、わたしたちの 変わってはいけない部分を応援し、
変わったかのように見えるパリは、 わたしたちが 古いものをどんどん捨てながら前に進むってことを願っているかのようだった。

冬のパリ
本当に旅ができて、良かったと思っている。

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