そういうもの

 

10月に、元スタッフだった女の子がスタイリストとして、ひとり立ちする。
お祝いにお花 を、送ろうと思っている。

彼女は、いわば羽を休めるために ジャンティーユで働いてくれたのだが
決意新たに、スタイリストとしての道に飛び込み、この度 ひとり立ち。

与えることを 学ぶうちに、受け取ることも学びます”   とは、こういう事を
いうのかも知れない。

そういう時間に、 いま 自分自身がいる。

目に見えるものではなく、形あるものでもなく
そういうものを 築いてきたのだと 思うから。

秋の気配

野ばらを 活けてみた。

先週の土曜日のこと。
「東京に来たので、これから伺ってもよろしいですか?」って着信メール。
「まあ!  うれしい! 待ってますよ」 って 返信メール。

「お久しぶりです」といって スタッフだった男の子は とてもいい顔をして
大阪から 現れた。

「仕事やめてない?」
「辞めてませんよ」  と言って笑っていた。

就職して3年が経つ。
「~君、  うちでバイトして良かったって思えること・・て何?
参考までに、そして これからの励みに聞きたいんだけど」と、半ば 威圧的に聞く。

「・・・・・」  困ってる。  
「ないの?」
「いや・・人ですかね。みんないい人だった と思います!」

3年経った今でも、毎年一度は こうして 大阪から来てくれるということが、何を聞くよりも
答えを物語っている  とは思っている。
しかし、こうして彼の口から「人ですかね・・」  って言われると嬉しいものだ。

土曜日の、ものすごい忙しい時間に ふたりでコーヒーを飲みながら近況報告。
変わる景色と 変わらぬ景色について 語り合い、3年の間に成長してることを 感じた。

季節は秋になる。
野ばらを活けて 実感する。

夏の終わりに

旅先で、ブックカフェに入り 自分自身やgentille の載っているムック本や、書籍をひらいてみた。

遠くまできて、こんな所にまで 置かれているそれに、不思議と愛着のような、懐かしいような
感情をいだきながら 手にとって ゆっくり と読んでみた。
当時のライターさんの お顔が 目に浮かんだり、カメラマンさんとの会話も ・・・
テーブルに活けてもらっているセンスのいいお花からは、お花やさんの 顔も浮かび、
思い出しながら   いいお店だな~  って。
こんなふうに書いてくださってたら、  行きたくなっちゃうだろうな~  って。
感謝しながら  眺めてみた。

ゆっくりと過ごせた 僅かな夏休みだった。

休み明けには、毎朝あいさつしてくれる、そら君のお父さんに  「ゆっくりできましたか?」
って お声をかけていただいた。

うれしい、感謝すべき言葉の様に思えて、がんばらなきゃって 一人熱くなる。

どんなものでも 同じままではありえない。
自分自身の心の中を覗けば、事態が いつも同じであることを 望まない性格かもしれない。

夏の終わりに・・・・・     「私も 夢中で 夢をみて 」 いきたく、少しづつ実現していこう と思うのだった。

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