器
映画監督 を 目指す 若者のお話。
スタッフとして いる彼は、パンのスライス、サンドイッチ詰め、ラスク詰め・・
レジをしながら、お客様の 対応・・と。
なんでも やってくれている。
男の子だけれど、手さきの器用さと 丁寧さは 素晴らしいと思っている。
おまけに 人の気持ちを 読んだりするところもある。
読まれる 私も いる。 笑
ラスクを詰めることも、サンドイッチを詰めることも、一生に一度の事だと思ってやってほしい と
伝えた。
だって、将来は、 映画監督 だから。
なにが ヒントになり きっかけになり 素敵な台本を 脚本を、かけるかわからないから と。
どんなことが、路に 光を そそぐか わからないから・・。
それでも いちど心配になり 、彼に聞いたことがある。
「ここで バイトしてて大丈夫か?」と。
夕方は、ひとりで接客したり 掃除しながらと・・孤独な時間は 大丈夫なのか? と
彼は、「大丈夫です!僕は そういう時は、自分と向き合う時間にしてますから・・」 と。
笑・・素晴らしいと思った。
そのことを、彼の友人に話すと笑っていたけれど、私は 少なくとも そう思ってやている時間があるのだと
思っている。
そうでなければ、すんなり そんな言葉も出ないし、今 一番 自分の人生について 考えて向き合っているから こそ
だと そう思っている。
ジャンティーユは、何かを持っている人だったり、何かを秘めて これからへと 旅立つ人が集まる。
そんな器達を、 大きな器のなかで
活かせることができるかは・・ きっと 私 次第。
責任重大! 笑