共に生きよう
gentille ・・・・・ やさしい という意味。
私は、お店の名前をつける際 いくつか候補をあげる中
これが 一番 人として大事なことだと思って
そのことを いつも心がけようと思って 名付けた。
地震があってから、 パンは ものすごい勢いで毎日売れている。
でも 少し怖いくらいだ。
レジを 打って、梱包して お渡しして、
また レジを打って 梱包して お渡しして、
並んでるお客様を 次々と。
だけど、そんな中 お客様と お話したりできると
ほっとする。
「千葉の親戚に このパンを送りたいの、宅急便やってるかしら」
「いま 連絡が取れなかった友人と 連絡がとれたの」
「パン屋さんも 大変ね」
「明日も やってますか」
「スーパーも コンビニも 品薄よ」
・・・・・僅かな時間に たっくさんの方の人生を見るようで、心配になったり
ほっとしたり の連続。
サッカー ドイツリーグ「シャルケ」の 内田選手。
試合の終わったあと 白いTシャツに、ドイツ語と 日本語で日本にメッセージを。
「共に 生きよう」と。
写真付きで載せた その新聞の 記者は最後に「22歳の選手ができる精一杯のこと」 として
伝えていた。
初めて経験する事に みんなが戸惑う。
それでも、やっぱり 今 必要なことは やさしさだったり、人を思いやる気持ち だと思う。
私たち gentilleのスタッフも 朝から 精一杯 自分のできることをやっている。
ふと・・・1階から 笑い声
ふと・・・・3階から 笑い声が 聞こえ 私は ほっとする。
そして 内田選手の 「共に生きよう」Tシャツが 目に浮かぶのだ。