水彩画のような
朝昼晩の気温の差、
新芽の季節、
色彩で言うならグラデーション、
一回は落ち込む、きっと五月病、
自転車に乗りたくなる、ふだんは乗らないのに、
洗濯をどんどん回す、どんどん干す
水彩画に魅かれる、絵具を買う、
レモンを絞る料理が増える、
アサリのワイン蒸しを食べる、
芍薬を活ける 。
そんな私の五月が終わる。
やぎ座の私は、六月から七月にかけて公私ともに出会いが多くなるとのこと。
自分では絶対に選ばないものを、人との関わりの中で「手に取らされる」ことによって、
隠れた才能や感情を引っ張りだされることがある らしい。
らしいのだ。
水彩画のような、涼しい一枚を 描きたい。