ヘミングウェーの言葉
「もし幸運にも、若者の頃、 パリで暮らすことができたなら、
その後の人生をどこで過ごそうとも、パリはついてくる」
米国の文豪アーネスト・ヘミングウェーの言葉。
私にも、僅か半年ほどのパリでの暮らしが、へミングウェーの言葉を理解させる。
どこで過ごそうとも。
今、私は東京目黒に住んでいる。
セーヌ川ならぬ、細い目黒川を眺め
リュクサンブルグ公園ならぬ こじんまりとした中目黒公園を犬と散歩し
もちろんエッフェル塔ではなく スカイツリーを遠くに感じた生活だ。
しかし、毎朝 パリのマルシェに並ぶ野菜や、果物の様に パンを並べる。
焼き立てのクロワッサンの香りの中で・・・。
これは、6年間変わらない風景。
変わらないで過ごせる 、
変わらない風景がある 、ってことは、パリの街なみの様に
大切なものを守ってるって ことなのかもしれない。
へミングウェーに会うことが出来たならば、目黒のクロワッサン、カフェオレと一緒に食べて欲しいかも・・・