秋の公園
今日のような 美しい 秋の空は、本当に 気持ちがいい。
人を 幸せにする ちょうどいい気候だと思った。
日当たりのいいベンチ。
開いた本の上で揺れる木漏れ日の中の、
印刷された文字を目で追いながら 徐々に物語の中へと潜りこんでいくときの、
あの精神の静かな横揺れがたまらなく好き・・・
とは、小説の受け売り。
きれいで 素敵な文章だと思う。
本当 私も そう思う。
公園で、小説を読むなんて、 なんて 優雅で贅沢で素晴らしい 幸せな時間だと思った。
いつ以来なのか、本当に久しぶり。
昨日、古本屋にて大量に 小説を手にしている。
大金を手にしたような錯覚だ。
なんだか、ドキドキしていて幸せ!
家の中の至るところに本があり、そこに行く度に違った物語が 同時進行してすごく、すごく楽しい。
秋になると、あんなに暑かった夏の日射しさへ、思い出せない。
これから来る 寒い寒い冬も 想像できない。
いつまでも、いつまでも 、この穏やかで美しい秋が ただ続けばいいと 笑 大人げなく思う。